我が子が生まれた瞬間は、
「かけがいのない宝物」
「生まれて来てくれてありがとう」
「この子の能力をどんどん伸ばしてあげたい」
と誰もが思ったでしょう。
それなのにイザ子育てが始まると
「寝てくれない」
「泣いてばかり」
「自分は寝不足でイライラ」
思い描いていた子育てとはかけ離れた現実・・・
数年たって、歩き出し、しゃべりだすようになると
「言うことを聞かない(怒)」
「周りの子が出来ることが出来ない(涙)」
「グズグズノロノロするばかりで、イライラ(焦)」
思い描いていた「理想の我が子」からは離れるばかり
子どもの能力を伸ばすってどうやればいいの・・・
そもそも我が子に能力なんてあるのかしら・・・
私たちは小学校の時、足し算やかけ算を習いました。
だから、足し算もできるし、かけ算九九も言えるのです。
小学校で「あいうえお」や漢字を習いました。
だから、字が書けるし、文章も書けるのです。
では、「子育て」はいつ習いましたか?
「え?子育てって習うもの?」
「え!そう言えば習ったことがありません」
そうです。
私たちは子育てについて学んだことがないのです。
それなのに、子どもを宿した瞬間からお母さんになるのです。
出産をした瞬間から子育てが始まるのです。
頼りになるのは、数十年前に
「自分が親から子育てをしてもらった経験」だけ。
もしあなたのお母さんが感情的に怒ったり、
「子どもは親に従うもの」という強い態度で子育てをして
こられたりしたとしたら、
あなたも自分のお子さんを怒ったり怒鳴ったりして
落ち込むことが多いでしょう。
そして、日本ではそんなお母さんが大多数なのです。
巷の子育て書や育児ブログで
「子どもは褒めて育てましょう」
「怒るのは止めて大らかに子育てをしましょう」
と書いてあるのを読むたびに、凹んでしまうのです。
子どもの能力を伸ばすために塾に通わせても
アレもコレも出来ない我が子を怒ってばかりで、
「こんなことでは、我が子の能力は伸ばせない」
と焦りが積もるのです。
「笑顔で楽しく」子育てをして、
子どもの能力をどんどん伸ばすためには
無理に頑張ったり、怒りをガマンしたりする必要は
ないのです。
あなたも子育てを学べばいいのです。
足し算を習ったように。
「あいうえお」を習ったように。
子育ての軸が出来れば
自信を持って子どもに向き合えます。
お母さんが自信を持って子どもに向き合えば
子どもはどんどん能力を伸ばします。